ブログ西麻布店

2017.2.8

三大ブランド牛である近江牛のご紹介

年が明けひと月がたち、まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます。寒波も小休止でしょうか、束の間の暖かさを感じております。本日は近江牛についてお話させていただきたいと思います。近江牛と言えば日本が誇るブランド牛として有名です。非常に上質な脂ときめ細かい肉質が特徴ですね。

それでは近江牛について詳しくみていきましょう。

 

近江牛とは

近江牛

近江牛と言う名前は限られた条件をクリアしていないとつけることはできません。その条件とは滋賀県内にて育てられた期間が最も長い黒毛和牛ということが条件となります。近江牛は古くから食肉用として人々に深く愛されてきました。松坂牛、神戸牛と並び日本の三大和牛として確固たる地位を築いています。

そんな近江牛の歴史は古く、1590年の豊臣秀吉が小田原を攻めた時に高山右近という方が蒲生氏郷と細川忠興に牛肉を振る舞ったとされています。その蒲生氏郷が自分の領地内で食肉牛を飼育し食用として近江牛を広く普及させたと言われています。

その後の時代でも将軍家に献上されたり、庶民の間でも食べられたりと、人々の食生活に密接にかかわってきた食材です。そして明治時代になり西洋の肉食文化が入ってくると近江牛の消費はさらに増えていきます。一般の人々にも定着しだしたのもこのあたりからと言われています。

以前は牛と言えば農耕や運搬に使われているだけでした。その牛を食用として育て、食肉牛の代表と言えるほどの存在にまで育て上げた人の努力と言ったら並大抵のものではないと思います。近江の土地の人々はどの地域の人々より牛について知識を深め、学び、実際に行動に移したのでしょう。その絶え間ない先人たちの努力が今日の近江牛のおいしさにつながっていることは間違いありません。

近江牛は主に滋賀県の蒲生、神崎などにおいて生産されています。この地域は稲作や農業も盛んで牛を飼育するには最適の気候をしています。農業が盛んという事は牛に与える飼料もおいしいものを与えることが出来るというわけです。

近江牛の食材としての特徴は何といってもきめ細かい肉質ではないでしょうか。口に入れた瞬間溶けてなくなってしまいそうなほどです。脂はしつこくなく甘いのも特徴的です。霜降り具合も高いく脂の溶けだす温度が低いです。これにより胃もたれを防いでくれるそうですね。高級レストランで目にすることが多い近江牛はプロのシェフにも認められた食材という事ですね。

 

近江牛を使った料理

近江牛すき焼き

この近江牛を使った料理と言えばやはりすき焼きではないでしょうか。身は柔らかくてきめ細かく、独特の甘みと旨味を最大限生かしてくれる料理ですよね。うどんを〆に召し上がられる方も多くいらっしゃいます。

一番近江牛の良さを引き出してくれる調理方法と言っても良いでしょう。

すき焼きと並んでお勧めしたいのがしゃぶしゃぶです。シンプルな料理だからこそ素材の良さが引き出されると思います。近江牛を薄く切り、お湯にサッとくぐらせ、ポン酢やゴマダレを付けて食べると絶品です。あっさり食べることが出来るので女性の方にもお勧めです。

 

近江牛の栄養価

 

近江牛は他の牛肉と同じくたんぱく質、脂質、鉄分が豊富に含まれています。その他にも必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

牛肉と言えばたんぱく質が豊富なイメージがありますよね。このたんぱく質は人間が生きる上で非常に大切な栄養素なのです。たんぱく質が不足してしまうとまず健康な体を維持することが出来なくなります。免疫が落ちてしまったり、病気にかかりやすくなってしまいます。ですから牛肉を食べることでたんぱく質をとるようにしましょう。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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