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ソメイヨシノについて

ソメイヨシノは、日本を代表とする美しい花の一つですよね。淡いピンク色が可愛らしく、満開に咲き誇る様子は圧倒的な美しさで知られています。

本日は、ソメイヨシノについてお話させていただきたいと思います。

ソメイヨシノについて

ソメイヨシノ
日本産の園芸品種であるソメイヨシノは、エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた桜です。

現代では鑑賞用の桜の代表種とされているソメイヨシノは、明治時代の中頃から圧倒的に多く植えられた品種であり、「桜の開花」の基準にもなっています。

ソメイヨシノの木は、横に大きく広がる傘状であることが特徴で、5枚の花弁を持っています。
そして、みなさんもよくご存知のように、葉が出る前に花が開き、3月末ぐらいから4月の上旬にかけての時期に満開となります。この、ソメイヨシノの開花の時期は地域によって異なり、九州や四国地方では3月下旬ごろとされています。開花する前のつぼみの状態の色は、濃い赤にも見えますが、咲き始めると淡紅色に、満開になると白色に徐々近づいてきます。
ソメイヨシノの原種であるエドヒガン系統と同様に、満開時には花が密生して樹体全体を覆うように咲き誇りますが、その様子はエドヒガンよりも花が大きく派手な印象です。

ソメイヨシノは若い木でも美しい花を咲かせることから、沿道や公園などに良く植えられています。しかし、ソメイヨシノの実は小さい上に、苦みと酸味が強いため食用には向いていないとされています。

ソメイヨシノの寿命

ソメイヨシノ
桜の品種によっては、その寿命が100年を超えるものもありますが、ソメイヨシノの寿命は約60年だとされています。
先ほども触れたように、ソメイヨシノは交雑種であるため病気に弱いとされていることに加えて、観賞用として人気の品種であるためにマナーの悪い花見客によって枝を折られるなどの被害によって、寿命が短くなってしまう場合もあるようです。
また、病気に弱いソメイヨシノは、枝が折れた部分などから雑菌が侵入しやすく、幹が腐ってしまうこともあります。

一般的にソメイヨシノは約10年で地面に根を張り、美しい花を咲けせるのですが、約40年すると徐々に衰退していき、50年を過ぎるころには幹の内部から腐りやすくなってくるのだそうです。
その一方で、ソメイヨシノの中にも樹齢80年や100年を超えるものもありますので、きちんと管理して環境を整えることで、長い間ソメイヨシノを健康に保つことができるのかもしれませんね。

日本人にとって、ソメイヨシノは春の出会いや別れの象徴ともされているなじみの深い桜です。
ソメイヨシノは同じ遺伝子を持っていることから、一斉に咲いてほぼ同時に散ってしまうために、見頃は非常に短いですが、そんなはかなさも魅力の一つかもしれませんね。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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