ブログ京橋店

2017.1.23

甘鯛をご存じでしょうか?

甘鯛と言う高級魚をご存知でしょうか?主に割烹料理店などで使用される甘鯛は、もともと関西よりも西の地域で親しまれていた魚です。

本日は魚類最高級食材と呼ばれることも多い「甘鯛」についてお話させていただきたいと思います。

甘鯛について

甘鯛
甘鯛は、全長が約20-60cmほどの魚で、その姿は細長く、額と顎が角張っているのが特徴です。鈍い光沢のある鱗は、ピンク色または赤褐色をしています。
「甘鯛」と言う名前から、鯛の仲間だと思われるかもしれませんが、実はスズキの仲間なのです。主に食用とされているのは、「アカアマダイ」、「キアマダイ」、「シロアマダイ」です。これらの種類を見分けるには、鞍状斑、帯模様、黒点などが判断する基準とされています

かつて、甘鯛は関西より西の地域でよく食べられていました。甘鯛の身は水分が多く柔らかいため、調理する人の技量が問われる食材だとされています。やがて、関西料理が時代と共に徐々に日本各地に広まると、食材としての甘鯛の価値が上がり、現在では超高級魚となっているのです。ちなみに、甘鯛は1キロあたり一万円することも少なくないため、主に割烹料理店などで使用されています。

 

甘鯛に含まれている栄養素

脂肪が少なく、良質なタンパク質を多く含んでいる甘鯛には、他にも健康に嬉しい栄養素を豊富に含んでいます。
その中でも注目したい栄養素が、ビタミンB12です。ビタミンB12は、野菜からは取ることのできない貴重な栄養素で、正常な細胞の増殖を助けてくれる働きを持っています。
さらに、甘鯛にはカルシウムやリン、マグネシウム、カリウムなどといったミネラルも多く含まれているため、歯や骨を丈夫することはもちろん、疲労回復や利尿効果、そして高血圧予防にも効果的だとされています。

甘鯛を食す

甘鯛
高級食材の甘鯛を調理する方法はたくさんありますが、最もおすすめの食べ方は刺身です。甘鯛の皮目の色は非常にきれいですので、目で見ることでも楽しませてくれます。また、甘鯛は皮と身の間が一番おいしいとされている部分ですので、料亭などでは松皮造りにすることが多いものです。「松皮造り」とは、甘鯛を皮ごと食べる際、皮に熱湯をかけてすぐに急速に冷やしたものを刺身にすることです。外側の皮が軟らかくなる上に臭みが取れるので、食べやすくなるのです。

また、シンプルに焼くだけでも、甘鯛そのものの風味を存分に楽しめるので、おすすめです。甘鯛の身は非常に柔らかいので、前もって塩を振り身を締めておくのが、美味しく仕上げるコツです。塩で身を締めておくことで、旨味も増し、身が崩れるのも防ぐ効果があります。塩焼きの他にも、淡白な味わいの魚ですのでムニエルなどにしてもおいしく食べることができます。また、淡泊でクセのない白身魚ですので、椀ものにも適しています。
独特の風味と上品な香りを持つ甘鯛を召しあがる機会がございましたら、味覚はもちろん、視覚、嗅覚も存分に使って味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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