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福寿草は幸福の意味を持つ花

福寿草、なんて縁起が良さそうなネーミングなのでしょうか?よく施設やお店の名前に使われていたりするので耳にしたことはありますが、いつ頃咲く花なのか、どんな花を咲かせるのか。またその名前にはどんな意味があるのか、知らない方も多いと思います。本日はそんな福寿草というお花についてお話しさせていただきたいと思います。

 

福寿草とは

福寿草

福寿草 (ふくじゅそう)は別名で元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)ともいわれます。

 

金鳳花(キンポウゲ)科、フクジュソウ属で、「アムール川流域の」という意味を持ちます。

 

開花時期は、 2/ 1 ~ 3/15頃ですが、よく花屋さんでお正月に売られていますよね。あれはハウス栽培されたものなのです。花芽が晩秋にできるので、その後約1ヶ月くらい寒さにあわせて室内の温かい場所に入れておくと、お正月頃にでも花を咲かせます。本来咲き出すのは2月頃からになります。

 

光や温度にとても敏感なので、昼間でも日光がさえぎられると1~2分で花がしぼんでしまいます。そして再び日があたるといつの間にか花が開きます。寒い時期に咲くので、花びらを開閉することで花の中の温度を下げないようにしているそうです。

 

正月にはヤブコウジなどとの寄せ植えが販売されますが、福寿草はお花のわりに根が太く発達しているため、正月用の小さな化粧鉢に福寿草を植えようとすると、根を大幅に切りつめる必要がありますし、開花後に衰弱してしまいます。翌年も花を咲かせるためには不格好でも、なるべく大きく深い鉢に植えられた福寿草を購入するといいでしょう。また、露地植えでもよく育ちます。

 

花が終わる頃には、人参の葉のような細かい葉が出てきて一面に広がります。

 

縁起物として知られる福寿草

 

福寿草の花と、南天の実とがセットにされ「難を転じて福となす」という縁起物の飾り付けがされることがありますが、福寿草という名前にはめでたい(福寿、幸福、長寿)という意味があります。

 

旧暦の正月(2月頃)に咲き出すことから、新年を祝う花として、おめでたいという意味が込められた名前をつけられたそうです。

 

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福です。

 

福寿草

 

薬としての利用と毒性

 

根と茎は毒性があるので食べないように注意しましょう。

 

また、根には強心作用利尿作用があることから薬として使われることがあります。しかし、毒性(副作用)も強く素人がよくわからずに利用すると死に至ることもありとても危険です。また、芽を出したばかりの福寿草はフキノトウ、若葉はヨモギの葉に似ているため誤食しやすいので注意が必要です。症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などで重症の場合は死亡することもあります。

 

2007年3月30日テレビ信州で放送された「情報ワイドゆうがたGet!」の特集コーナー「春うらら!花の里のんびり散歩!」で、天ぷらが紹介され、女性リポーターが福寿草を毒草と知らずに食べてしまったという出来事がありました。幸い事故には至らなかったそうです。

 

福寿草

 

花や緑は見ているだけで心が癒され穏やかな気持ちになりますよね。年々その美しさに魅了され、近頃は暮らしに欠かせない存在になってきました。見た目の美しさだけでなく、幸福や思い出といった花言葉を持つ福寿草はぜひお部屋の片隅に飾っておきたいお花のひとつですね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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