ブログ銀座三丁目店

生姜は古来からの健康食材

生姜は、料理の付け合わせや薬味として用いられることが多い食材ですよね。古くから人々に親しまれている生姜は、身体を温める効果があることに加え、食材の臭い消しにも用いられてきた優秀な食材なのです。

本日は、生姜についてお話させていただきたいと思います。

生姜の特徴

生姜
生姜の根や茎は地下にあり、地上には葉だけが出ているのが特徴です。
原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアだとされていて、薬味などとして世界各地で使用されています。生産地は中国が多いのですが、日本でも多く栽培されています。
日本での生姜の産地としては、高知県が有名で、熊本県や千葉県が続いています。

食材としての利用

ご存知のように、生姜は主に香辛料や薬味として多く用いられています。日本料理においては、すりおろしたり、すりおろしたものを醤油と合わせて生姜醤油とするか、千切りなどにして使用されています。
生姜は、定番のカツオの付け合せのほかにも、冷奴や素麺、アジの寿司やたたきなどに欠かせない薬味とされて親しまれています。

日本料理や中華料理では、魚や肉料理の臭味を消すためにも用いられ、煮物や炒め物、スープに薄切りしたものを加える事も多くあります。
また、生姜の根茎をそのまま食べるものとしては、酢や塩、砂糖で調味した生姜の甘酢漬けや、梅酢で漬けた紅生姜があり、ご飯のお供にもぴったりです。
薄くスライスした甘酢漬けはガリと呼ばれ、お寿司を食べる際には欠かせません。また、紅生姜は細かく刻んで焼きそば、たこ焼きなどに加えたり、ちらし寿司などに添えられます。関西の一部地域では、紅しょうがを薄く切って天ぷらにして食べることもあるそうです。

生姜の芽を湯通しし、甘酢に漬けたものを「はじかみ」あるいは「はじかみ生姜」といい、焼き魚などの彩りとして添えられることも多くあります。
他にも、根茎に砂糖を加えて煮てから、さらに砂糖をまぶした「砂糖漬け」や「生姜飴」、「生姜糖」、「ジンジャーエール」などのように、甘いものと合わせて楽しまれることも多いものです。
ちなみに、欧米や中東諸国では乾燥させたドライジンジャーを利用することが多く、ジンジャークッキー、ジンジャーブレッドなどの焼き菓子に使用されることも多いのです。

生薬としての路用

生姜
生姜の根茎は生薬として生姜(しょうきょう)とも呼ばれ、中国ではなんと紀元前500年頃から薬用として利用されてきたそうです。
また、生姜には発散作用や健胃作用、鎮吐作用があるとされています。発散作用とは、主に発汗により寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われ、健胃止嘔作用は胃腸の冷えなどによって起こる胃腸機能低下防止などに使われることが多いのだそうです。
生の生姜や搾汁液には、食中毒の原因菌であるサルモネラ菌やカンピロバクター、ビブリオ属菌、黄色ブドウ球菌に対する殺菌作用はありませんが、アスコルビン酸など含有成分の影響により大腸菌に対しては菌生育促進効果が有ることが報告されているとのことです。

はるか昔から様々な料理に使われ続けてきた生姜の効能や栄養について、もう一度改めて知っていただけたら嬉しく思います。
体にとてもいい食材ですので、積極的に取り入れましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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