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葵祭とは?どういうお祭り?

みなさん、毎年5月15日に京都で行われる「葵祭」というお祭りをご存知でしょうか?その歴史は非常に古く、欽明天皇の時代(567年)にまでさかのぼると言われています。

本日は葵祭についてお話させていただきたいと思います。

葵祭とは

葵祭
正式には賀茂祭と呼ばれている葵祭は、5月15日に京都市の賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)にて行なわれる例祭です。平安時代に、「祭」といえば賀茂祭のことを指したとも言われています。

葵祭の歴史

賀茂祭が「葵祭」と呼ばれるようになったのは、江戸時代に祭が再興され、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車や勅使、供奉者の衣冠、牛馬などすべてを葵の葉で飾るようになったことに由来があるそうです。

徳川家の三つ葉葵の原型とも言われ、松平信光(徳川家康の先祖)が賀茂朝臣を称していた事や、松平氏の出身地が三河賀茂郡松平郷でもあるという事により、「三つ葉葵」も葵祭で有名な京都の賀茂神社との関連が深いとしている研究者もいます。実際、徳川家も葵祭を重視していたそうで、徳川家茂は孝明天皇につき従って共に葵祭に参列したと言われています。

祭の起源と沿革は、欽明天皇の567年に国内では激しい雨風によって五穀が実らなかったため、当時賀茂の大神の崇敬者であった伊吉の若日子に占わせました。すると、「賀茂の神々の祟りである」というので、若日子は勅命をおおせつかって、4月の吉日に祭礼を行い、馬には鈴をかけ、人は猪頭をかぶって駆競をしました。そうすると、激しかった風雨はおさまり、五穀は豊かに実って国民も安泰になったと言われています。
そして、819年には朝廷の律令制度として、最も重要な恒例祭祀に準じて行うという国家的行事となりました。

葵祭で行われる前儀

葵祭
葵祭では、5月3日流鏑馬神事・5月12日御蔭祭・御阿礼神事といった、さまざまな前儀が行われますが、その中でも流鏑馬神事が有名です。糺の森(ただすのもり)の真中にある500メートルの馬場を、公家風の装束姿や武家風の狩装束姿の射手たちが疾走する馬上から、3つの的を射抜くというものです。
「矢伏射馬」とも書かれる流鏑馬は、文字通り矢を射ることです。馬を走らせながら、正確に的を射抜く高度な技術が必要とされるため、人気の行事の一つとされています。
『日本書紀』では、457年の雄略天皇の即位の年に、「騁射(うまゆみ)」を行ったとが伝えられるなど、古い歴史を持つ日本古来の馬術とされています。
射手のかけ声「イン、ヨー」とは「陰陽」のことを意味しています。みごと矢が的中すれば五穀は稔り、諸願は成就すると言い伝えられています。1502年に中絶しましたが、1973年に下鴨神社式年遷宮の記念行事として復活し、「糺の森流鏑馬神事保存会」によって公家装束による流鏑馬が保存、そして伝承されているのです。

みなさんも、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

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