ブログ赤坂店

2017.3.14

かわはぎという魚について

「かわはぎ」は、美味しく食べることができる旬の時期が年に二回ある魚で、煮付けやフライ、刺身などさまざまな調理方法で楽しむことができます。

さて、今回は「かわはぎ」という魚についてお話ししていきたいと思います。

かわはぎとはどんな魚か

かわはぎ
かわはぎは、全長が最大でも30cm程度と、比較的小さめの魚です。菱形で上下に平たい体形が特徴的でもあります。
一般的に体の色は青灰色や褐色をしていますが、その中には淡いまだら模様のものや、黒っぽい縦じまが入っているものもいます。かわはぎの口は小さいのですが、その口の中には頑丈な歯が隠されているのです。
丈夫でザラザラとした皮膚に覆われているのもかわはぎの特徴ですが、調理する際にはすぐに剥がすことができるのです。

かわはぎは北海道から東シナ海までの地域に生息していますが、南に行くほど生息している数は多いのだそうです。また、かわはぎは主に水深50mよりも浅い砂底や、岩礁が混じるような環境に生息していて、基本的に昼に活動しています。

 

かわはぎの食材としての特徴

かわはぎの身は、脂肪が少なく歯ごたえがあり、煮付けをはじめとして、刺身やフライ、干物、お吸い物などと、いろんな料理に使用することができます。
新鮮な生の身には弾力があるので、刺身にして食べる際には河豚刺しのような薄造りにして食べるのです。
さらに、かわはぎは身だけでなく、キモもとてもおいしい部位だということが知られています。

かわはぎの旬の時期は、一年で二回あると言われています。
第一の旬は夏で、第二の旬は秋からの時期です。
秋から始まる第二の旬の時期は、冬に備えて餌を多く摂るため、肝臓が特に大きく発達するため、特に美味しいと言われているのです。
かわはぎのキモは、脂肪分を多く含んでいるため、こってりした旨みと甘みを持っているのです。キモは、身と一緒に刺身や煮付けで食べることが多いですね。また、キモを裏ごしして醤油に溶いたものを刺身につけるのも、かわはぎを堪能できるおすすめの食べ方です。
ただし、肝臓が発達するとその分身がやせてしまうため、身だけをおいしく食べたい場合には、夏のかわはぎがおすすめなのです。

かわはぎに含まれている栄養素

かわはぎ
かわはぎは、低脂肪で高タンパク質な魚として知られています。
かわはぎに含まれている良質なタンパク質は、体力の向上や代謝活動の促進、さらには免疫力をアップさせる効果が期待されています。
脂質がとても少ないため消化吸収がよく、低カロリーですので、ダイエット中の方や高齢の方にもおすすめです。
また、カワハギに含まれているビタミン類の中でも、特にビタミンDの多さが特徴です。ビタミンDが不足してしまうと、骨軟化症や骨粗しょう症を引き起こす原因となってしまいます。

気になる方は、積極的に食べてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、かわはぎのキモは身部分と異なり脂質やビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
つまり、かわはぎを食べることで、疲労回復や免疫力向上、代謝活動の促進、ダイエット、骨粗鬆症の予防などの効果が期待できるということなのです。

このように、かわはぎはとてもヘルシーかつ様々な料理に使うことができる素晴らしい食材なのです。
クセもなくとても食べやすいので、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼きやしゃぶしゃぶはもちろんのこと旬の食材を使った料理を多数ご用意しております。また、新鮮な海の幸を使った料理も取り揃えておりますので、是非私どもの自慢の料理と心よりのおもてなしで寛ぎのひとときを過ごしていただければと思います。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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